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萌えスロブーム!30歳過ぎたおっさんにはきついよ・・・

10年前に比べて、パチ屋のイメージは明らかに変わった。

ギャンブルをする場所には変わりないが、昔のパチ屋は賭博場というイメージが強く、少し近寄りがたい雰囲気があった。ちなみに、俺はそんな雰囲気が凄く好きだった。

また、今みたいに礼儀正しい店員は皆無で、「お客様」なんて扱いはされなかった。ルールを守らなければ、普通に店員が絡んできた時代だ。信じられないかもしれないが、朝一タバコで台をキープしてトイレに行っただけで事務所に連れていかれたこともあった・・・。

ところが、今のパチ屋はアミューズメント施設というイメージが強く、ゲームセンターで遊んでいる様な感覚だ。ちょっとルールを破っても、優しく注意してもらえる。

恐らく、パチ屋の経営理念が大きく変わったからだろう。

そんなパチ屋だが、もっと変わったのは、アニメタイアップ機種と呼ばれる「萌えスロ」が幅を利かす様になったことだ。

そもそも、いつから「萌えスロ」なんて呼ばれ出したのか知らないが、俺の記憶では、4号機時代にゲーム会社テクモと事業提携を結んだネットの「Rio」が始まりだったと思う。

ただ、今みたいに露骨に狙った演出はなかったし、当時は若かったこともあり、この手の台への抵抗はほとんどなかった。

ところが、今の「萌えスロ」には流石に抵抗がある。

人気どころなら、「魔法少女まどか☆マギカ」「化物語」「マクロスフロンティア」「戦国乙女」「マジカルハロウィン」といった感じだろうか。

専業でやっている奴等には申し訳ないが、たかだか期待値1,000円の「萌えスロ」台をキープするために、朝一から並ぶなんて考えられない。台に座ること自体に抵抗を感じるからだ。

うれしそうにマイスロやってる奴や、演出が起こる度に写メを撮ってる奴を見ると、本当に時代が変わったんだと感じる。俺の好きだった4号機時代の鉄火場は面影すらない。

今思うと、俺はこの時代の流れについていけなかったのだろう。

また、パチスロ関連のブログでは、当たり前の様に写メが載っているけれど、毎回ホールで写メを撮れる勇気に感心する。もちろん、読者にとっては写真があった方が面白いだろうし、見易いだろう。だが、ただでさえホールで目立ってるスロプロが、さらに目立ってどうする。

既にスロプロを引退しているから余計にそう感じるのかもしれないが、俺が再びこの業界で食っていくことは恐らく無理だろう。

少し愚痴っぽい話になってしまったが、歳をとったのが最大の原因なんだろうな。

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